金城将忠氏は目の付け所が他と違っていた
いまでこそ個人貿易の第一人者として名を馳せる金城将忠氏ですが、
それまではごく普通のサラリーマンでした。
最初の仕事は大手飲食チェーン店でしたが、
上手く行かずに退職をしています。
飲食店は激務に耐えることができなかったり、
職場の人間関係のいざこざによって居心地が悪くなってしまって
やめてしまう人も少なくありませんが、
金城将忠氏もその一人だったのです。
次に始めた仕事は不動産関係の仕事でしたが、
ここもブラック企業であり働けど金城将忠氏の生活は楽になりませんでした。
それに加えて父親が経営している会社が傾いたことによって仕送りを余儀なくされ、
母親も倒れるなどこの頃の金城将忠氏は人生のどん底にいました。
しかし、そのようなどん底の生活が災い転じて福となすきっかけとなり
独立をすることを考えた金城将忠氏は、
転売ビジネスを始めることにしたのです。
普通の転売ビジネスであれば、
並み居るライバルたちに立ち向かうことができないと考えた金城将忠氏は
個人貿易を始めることにして、
ライバルの少ない舞台で勝負をすることを思いついたのです。
ライバルが少ない中で日本の優れた商品を世界に送り届けたところ、
そのやり方が認められついには個人貿易の第一人者とまでなるようになりました。